1970年代に開業した海に程近い旅館。伊豆七島と青い海を望める立地。2007年には閉業したと思われる。
敷地内にはプール。事前情報では水は無かった。昨夜の大雨のしわざかな。
今日は太陽がご機嫌。
広間の奥には魚拓だ。オーナーは釣り好きだったのだろう。
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おうっ!思わず唸る廃墟美。清水沢はトンでもない実力を秘めていそうだ。
二階。
特に何もない客室。
昭和の置き土産はあった。
三階へ。
浴室入口の矢印。行ってみよう。
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朽ちた渡り廊下。期待が高まる。
まずは簡素な浴室だ。外へ出られそうだ。
離れにも浴室。
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ここは混浴なのかな…って、ぬぉ~!!蜂の巣でかすぎ!!
そして、さらに奥の浴室へ…。
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あっ!女神さま!!
雨上がりの晴天は様々な奇跡を呼ぶ。
浴室に水は無いけど、外の水に反射して天井が揺らめいているのだ。
新しい命も芽生える。
思い切って角度を変えてみる。決して女神さまは太ってるわけじゃないよ。レンズのせいだよ。
屋上へ。そっと置かれた木箱。天井から丁度光が差し込んでいて、ドキッとした。
廃墟は時に裏切る。今回のような嬉しい裏切りは、大歓迎だ。
この屋上は夏季にはビアガーデンとなったという。駿河湾を一望しつつ、海の幸を堪能。きっとあの女神さまも参加して、大いに賑わったのだろう。
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