
1968年に伊吹山スキー場の三合目に開設された二階建てのホテル。伊吹山ゴンドラに隣接しており、宿泊客の殆どはスキー客であったと推測される。

2005年に伊吹山スキー場が営業終了。運命を共にする伊吹高原ホテルも同年に閉業した。


中は広々。


人為的な所作を感じるが、すごくいい。



ここに来るまで真っ白な銀世界だった。俗に言う雪目になりかけた。


それにしても、解放感ある造りだ。


奥には厨房&食堂。

20年前はスキー客のお腹を満たしていた。


大浴場へ行ってみよう。

アーチを描いた大窓。見張らしは抜群。

こちらは婦人浴場。お顔っぽく撮ってみた。

客室へ。


狭い。スキー場の客室は概して質素。ゲレンデが主役だもの。
↓
外には
↓
見晴らし台がある
↓


円台の下は先ほど訪れた大浴場だ。

遠くに見えるは日本一の琵琶湖。近畿の水瓶なり。

ここから見える風景は時期により全く別のものとなるだろう。じっくりと想像する。

この近くには登山道があり、山登りの人達が年中絶えない(真冬は無理かな)。このホテルはちょうど見えない場所にあり、気付かない方が多いだろう。

さよなら、伊吹山高原ホテル。これから雪山を下ってゆく。
コメント